水島地区工業地域

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水島工業地域の歴史

水島工業地域の歴史

水島工業地域とは、岡山県倉敷市南部にある水島港とその周辺にある工業地域のことをいいます。
中国地方有数の1級河川、高梁川(たかはしがわ)の河口に形成された三角州と、沿岸一体の遠浅地域の埋め立てによって造成されました。
水島地域の工業化が始まったのは昭和18年のこと。第2次世界大戦中の工場分散により、この地に三菱重工業株式会社の航空機製造工場が建設されたことが始まりです。それまでは漁業や干拓農業を主な産業としていたこの地域ですが、戦後の国産業の重化学工業化に合わせて、水島地域の工業化が進められていきました。

 

水島が現在の大型臨海工業地域へと急速に発展し始めたのは昭和28年のことです。岡山県が工業の活性化を推進し、水島港の整備と工業地域の造成計画に着手したことに始まります。高度成長期にはこの地域の従業員数が4万人を超え、現在では全国でも有数の臨海工業地域となり、岡山県の中核的工業地域としての役割を担うに至りました。

水島工業地域の現状

水島工業地域の現状

水島工業地域には現在、石油精製や製鉄、運輸などを始めとする95の企業があり、以下に示す5つの基幹産業が発展しています。国内屈指の企業が工場や製造所などを構え、水島は臨海工業地域としてその規模の大きさを誇っています。

石油精製

日石三菱精製株式会社(23万バーレル/日)、株式会社ジャパンエナジー(20万バーレル/日)の製油所があり、西日本屈指の石油精製基地として知られています。

鉄鋼生産

川崎製鉄株式会社(粗鋼生産 1200万トン/年)とその関連諸工場、東京製鐵株式会社などにより、全国有数の鉄鋼生産基地を形成しています。

石油化学・鉄鋼関連化学工業

水島工業地域では前述の製油所の生産する石油化学原料、製鉄用コークスの製造に伴うコークス炉副生産物や、製鉄余剰ガスなどが非常に多く産出されています。そのため、大規模な石油化学・鉄鋼関連化学工業が成り立っています。

各種機械工業

三菱自動車工業株式会社の水島製作所、住友重機械工業株式会社の岡山製造所、川崎製鉄株式会社の水島製鉄所、株式会社サノヤス・ヒシノ明昌水島製造所、三菱・旭化学グループなどの下請け発注工場など、各種機械工業が幅広く展開しています。

食品工業

各種配合飼料、植物性油脂の製造、製粉などを行う工場が立地しています。

水島にはその他にも石油精製・石油化学分野、鉄鋼分野、自動車分野の多くのコンビナートがあり、国の産業を幅広く支えています。

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